先端は硬く、根本にいくに従い軟らかくなっており、頭の部分がつぶれにくく、折れにくく、耐久性があります。
森精工の焼き入れ技術は通常の熱処理と違い、硬く、しなやかな製品ができるので、硬度の変わり目の折れを防ぐことができます。
この工程で何らかのトラブルが生じた場合、機械や人に与えるダメージを与えないように一定以上の負荷がかかると折れるような部品。
更に複合材による強度の調整技術も森精工の自慢です。

いつも生産している製品の1つ1つは単なるモノではなく、私たちの技術と品質に対する思いが加わって始めて製品になります。図面通りに造っていますから、見た目は寸分違わない同じ形状の製品のはずなんですが、やはり生産者のクセが微妙にエッセンスとして加わります。
その微妙な違いを私たちは見逃しません。
どのメーカーの製品なのか、生産者が誰なのか、私たちは見極める目を持っています。
ちょっとしたミスや手抜き作業も見た瞬間にすぐ分かります。
だから自分で造る製品には妥協を許しません。常にベストなモノ、自分で見て納得のできる製品を常に造ります。
他人には負けたくないんです。他社の製品には勿論のことなのですが、自社の仲間達が作った製品にも負けたくないんです。
恐らく、社員全員がそのような思いを持って製品を作り続けているから、森精工の製品は高品質なんです。